2017.9.14 丸善ビルにて
大好きな人形作家の石田百合さんの
人形展示とパフォーマンスがあるので
東京駅まで出かけました。
久々の東京駅、建物、歩く人達、
入ってみたい飲食店や、
お土産もの屋さん、
丸善ビルの本屋さん、
立ち読みしたい
本が沢山の他、、、
色々目移りして面白い!
キョロキョロしながら、丸善ビルの会場へ、、。
『みそろぎ』とは造語で、
英語のmythology(神話学)から、
ひらがなにしたものだそうで、
神話だけでなく民話、伝承、想像から生まれた、
人々の暮らしに寄り添う異次元の存在を追う、、とのこと。
郷土人形、現代作家、海外作家、
約60名による作品展示会で、
皆さんすっばらしい人形さん達が勢ぞろいして各々の世界観に圧倒!
写真はほんの一部。
そして、、、
石田さんのパフォーマンスはこれ!
『布の切れ端、糸くず、様々なかけらたち。
素材を寄せ集め、繫ぎ止め、光を透過させ。
やがてあらわれる、すがた、かたち。
小さく息づいて、束の間のサーカス。
残像を胸にしまい、家路につけるだろうか。』文・石田百合
ゴソゴソと石田さんの鞄の中から
針金アーチ?
船?のようなもの、
現れだして波止場のようになり、
ふわっとふんわり魔法の布が空から降りて、
広い海と真っ青な空に白い雲が生まれたように、、、
ある場面では波止場がピアノになって音が飛んでいるようにも、、、。
またはある場面は、
小さなもの達が階段を上がっていく様はクウェイ兄弟のアニメーションを私には思いおこさせて、
小さなもの達がなんとも愛らしくもあり、後半は卵のようなものが現れ、
人のようなものが立ち上がり、
会場を歩いたり、、、。
次々に産声をあげて世界が生まれて行く
石田さんのパフォーマンスは観ていて心地よく、
みそろぎ展の展示と併せて、
とても充実した時間になりました。
世界が立ち上がって見えてくる瞬間は
ここでないどこかに連れて行かれることへの望みを叶えてくれる。
記念写真と石田さんの美しい作品。